デジカメのSDカード、容量オーバーで使えない?原因と対策まとめ
新しいSDカードを買ったのに、カメラが認識しない…」
「フォーマットしてくださいと表示されるけど、どうすればいい?」
そんなトラブルに遭遇したことはありませんか?
実は、デジカメには対応できるSDカードの「最大容量」や「フォーマット形式」に制限があるため、対応していないカードを使うと認識しないことがあります。
特に、古いデジカメはSDXC(64GB以上)のカードに対応していないことが多く、SDHC(4GB~32GB)やSD(~2GB)しか使えない場合があります。
この記事では、カメラがSDカードを認識しない原因と、容量オーバー時の対策を詳しく解説します。
「せっかく買ったSDカードが使えない…」と困っている方は、ぜひ参考にしてください
「SDカードを入れたのに、カメラが認識しない!」
デジカメに新しいSDカードを入れたのに、「カードが認識されません」「フォーマットしてください」と表示されることはありませんか?
これはSDカードの容量がカメラの上限を超えている可能性があります。
この記事では、デジカメでSDカードが認識されない原因と、容量オーバー時の対策について解説します。
SDカードがデジカメで使えない主な原因
1. SDカードの容量がカメラの対応範囲を超えている
古いデジカメでは、SDカードの対応容量に制限があります。64GBや128GBのSDカードは、多くの古いカメラで認識されません。
一般的なSDカードの対応容量目安:
- ~2007年頃のカメラ:最大2GB(SD)
- 2008~2012年頃のカメラ:最大32GB(SDHC)
- 2013年以降のカメラ:64GB以上(SDXC対応)
2. SDカードの規格がカメラに合っていない
SDカードにはいくつかの規格があり、古いカメラは新しい規格に対応していないことが多いです。
- SD(~2GB) → 2007年頃までのカメラが対応
- SDHC(4GB~32GB) → 2008年以降のカメラが対応
- SDXC(64GB以上) → 2010年以降のカメラのみ対応
3. SDカードのフォーマットが合っていない
SDカードはFAT16・FAT32・exFATなどのフォーマットがありますが、カメラが対応していないフォーマットでは認識されません。
フォーマットの目安:
- 2GB以下 → FAT16
- 4GB~32GB → FAT32
- 64GB以上 → exFAT(古いカメラは非対応)
デジカメで使えるSDカードの容量一覧
カメラ機種 | 対応SDカード | 最大対応容量 |
---|---|---|
Canon PowerShot A620 | SD | 2GB(FAT16) |
Olympus E-410 | SD / CF | 8GB(FAT32) |
Nikon Coolpix P5000 | SDHC | 16GB(FAT32) |
Panasonic LUMIX DMC-FZ28 | SDHC | 32GB(FAT32) |
SDカードを正しく使うための3つのポイント
- ① 購入前にカメラの対応容量を確認する(取扱説明書をチェック)
- ② PCでFAT32フォーマットする(exFATは古いカメラでは認識しない)
- ③ SDHC対応かどうか確認する(SDXCは古いカメラではほぼ使えない)
まとめ
- 古いデジカメはSDカードの容量や規格に制限があるので、適したカードを選ばないと認識しない。
- FAT16なら2GBまで、FAT32なら32GBまでが目安。
- SDXCは非対応のカメラが多いので、SDHCを選ぶのが無難。
古いデジカメを復活させるために、最適なSDカードを選んで快適に撮影しましょう!
次回予告
次回の記事では、「CFカード・SDカードの相性問題を解決!カメラ別の対応容量ガイド」について詳しく解説します!お楽しみに。
CFカード・SDカードの相性問題を解決!カメラ別の対応容量ガイド