今あえて選ぶ!サブカメラに最適なCCDコンデジおすすめモデル
CCDセンサー搭載のデジタルカメラは、今では一世代前の存在ですが、最近「独特の発色が好き」「ノスタルジックな写りが良い」と再評価されています。中でも、サブカメラとして持ち運びやすいコンデジは、撮る楽しさを手軽に味わえる名機がたくさんあります。
今回は、そんなCCDセンサーを搭載した“コンパクトで持ち運びやすいデジカメ”をピックアップして紹介します。
おすすめCCDコンデジ一覧
モデル名 | センサー | レンズ(35mm換算) | サイズ・重量 | メモリーカード | 中古価格帯 |
---|---|---|---|---|---|
Canon PowerShot G12 | 1/1.7型CCD 1000万画素 |
28–140mm F2.8–4.5 | 112×76×48mm 約401g |
SDHCまで | 1〜3万円 |
Canon PowerShot S95 | 1/1.7型CCD 1000万画素 |
28–105mm F2.0–4.9 | 100×58×30mm 約195g |
SDHCまで | 1〜2万円 |
Nikon COOLPIX P7100 | 1/1.7型CCD 1010万画素 |
28–200mm F2.8–5.6 | 116×77×48mm 約395g |
SDHCまで | 0.8〜1.5万円 |
OLYMPUS XZ-1 | 1/1.63型CCD 1000万画素 |
28–112mm F1.8–2.5 | 110×65×42mm 約275g |
SDHC/SDXC | 1〜2万円 |
Panasonic LUMIX LX5 | 1/1.63型CCD 1010万画素 |
24–90mm F2.0–3.3 | 110×65×43mm 約271g |
SDHC/SDXC | 1〜2万円 |
RICOH GR DIGITAL IV | 1/1.7型CCD 1000万画素 |
28mm単焦点 F1.9 | 109×60×33mm 約219g |
SDHCまで | 3〜6万円 |
Canon PowerShot G12
キヤノンのPowerShot G12は、1/1.7型・1000万画素のCCDセンサーを搭載した高級コンデジ。28〜140mm相当の光学5倍ズーム、F2.8〜4.5の明るいレンズに加え、光学ファインダーやバリアングル液晶も備えた本格派です。
マニュアル操作やRAW撮影にも対応しており、外観や操作感は「小さな一眼レフ」といった雰囲気。発色はナチュラルで落ち着いており、特に低感度での写りは階調も豊かで◎。
少し大きめで重さもありますが、操作性重視の人にはぴったり。SDHC対応で中古相場は1〜3万円ほど。
Canon PowerShot S95
G12と同じセンサーを搭載しながら、ぐっとコンパクトに仕上げられているのがS95。厚さ30mm、重さ195gとポケットに入るサイズ感で、サブ機に最適です。
28〜105mm相当のズームレンズは広角端F2.0と明るく、暗所にも強め。発色は濃すぎず淡すぎず、JPEG撮って出しで満足できる写りです。コントロールリングによる操作性も高評価。
SDHC対応で、状態の良い中古は1〜2万円前後。
Nikon COOLPIX P7100
ニコン最後のCCDコンデジ。1/1.7型・1010万画素のCCDと28〜200mm相当の高倍率ズームが特徴で、風景からスナップまで幅広く対応できます。
本体は少し大きめですがダイヤル操作が快適で、RAW撮影・チルト液晶・ホットシューも完備。描写はややあっさりしたニコンらしい色味で、シャドウの粘りも良好です。
SDHC対応。中古は8,000円〜15,000円程度。
OLYMPUS XZ-1
1/1.63型CCDと大口径ズーム(28〜112mm相当、F1.8〜2.5)を組み合わせた、明るさと画質重視の高級コンデジ。ZUIKOレンズの描写はシャープで、発色もオリンパスらしく鮮やか。
有機ELディスプレイやコントロールリングも使いやすく、暗所撮影でも手ブレしにくい構成。サイズはやや大きめですが、持ち運びにも問題なし。
SDHC/SDXC対応で、中古価格は1〜2万円が目安。
Panasonic LUMIX LX5
LXシリーズ最後のCCDモデル。1/1.63型CCDと、24〜90mm相当F2.0〜3.3の明るいLEICAレンズが魅力です。広角24mmスタートで風景向き。
アスペクト比切り替えスイッチやホットシューなど、上級者向けの装備が満載。写りはコントラスト強めで力強い色味、階調もしっかり出ます。
SDXC対応で中古は1〜2万円前後。
RICOH GR DIGITAL IV
GRシリーズ最後のCCD搭載モデルで、28mm相当F1.9の単焦点レンズを搭載。1/1.7型CCDならではの階調豊かな写りと、モノクロ描写の良さは今でも人気です。
マグネシウムボディで頑丈、カスタマイズ性も高く、スナップ撮影に最適。シャツのポケットにも入る携帯性と、軽さも魅力です。
SDHC対応、中古相場はやや高めで3〜6万円ほど。
まとめ:今だからこそCCDコンデジが楽しい!
スマホとはひと味違う、CCDセンサーならではのしっとりした描写。メイン機とは違った味わいを求めるなら、コンパクトなCCDコンデジはぴったりの選択肢です。
ポケットに収まる軽さとサイズ感で、日常をさっと切り取る。そんな使い方ができるCCD機、今だからこそ楽しんでみてはいかがでしょうか?