適応障害で休職。仕事のストレスはこうして限界を迎えた
仕事を辞めるはずだったのに、ズルズルと続けてしまった
もともと僕は会社員になる気など全くありませんでした。本当は音楽をやりたくて、早く会社を辞めたかったのです。ところが、仕事があまりにも楽だったため、辞めるタイミングを逃してしまいました。
「まあ、もう少し続けてみるか」と思っているうちに、いつの間にか歳をとり、転職も難しくなっていきました。気づけば、「辞める辞める詐欺」を続けながら会社に居続ける自分がいました。
ストレスが積み重なった結果、適応障害に
それでも最初のうちは大きなストレスを感じることもなく、日々を過ごしていました。しかし、次第に仕事の環境が変わり、負担が増えていきました。気がつくと、以下のようなサインが出始めていました。
- 仕事に集中できない
- 休日も気持ちが休まらない
- 眠れない、もしくは寝ても疲れが取れない
- 会社に行くことを考えると体調が悪くなる
- 何をしても楽しくない
気づいたときには、すでに心が限界を迎えていました。「このまま続けていたら本当に壊れる」と感じ、適応障害の診断を受けることになりました。
休職を決断するまでの葛藤
「休職すべきか」「もう少し頑張るべきか」ーー僕も何度も悩みました。特に、こんな気持ちが頭をよぎりました。
- 休職したら、もう復帰できなくなるんじゃないか
- 会社に迷惑をかけてしまうのではないか
- 自分が甘えているだけなのではないか
しかし、体は正直でした。ある日、朝起きられなくなり、「これはおかしい」と思い病院へ行きました。そこで適応障害と診断され、そのまま休職することになりました。
休職後に考えたこと
休職してみて、ようやく気づきました。「自分は、そもそも会社員として生きることに向いていなかったのかもしれない」と。
本当は音楽がやりたかったのに、なんとなく会社に居続けてしまった。もっと早く決断していれば、違う道があったかもしれません。
でも、今さら過去を後悔しても仕方がない。これからどうするかが大事です。今は、カメラ転売や作曲など、新しい生き方を模索しながら、「自分らしい働き方」を見つけようとしています。
次回の記事について
次回は、「休職を決めた後の流れと、実際に休んでみて感じたこと」について書こうと思います。